確率のお話 基本編-2.

基本編-2.


例題)
大地系のカードを1枚と大空系のカードを何枚か用意し山札をつくり
よくシャッフルして一番上のカードを1枚ドローします。
大地系のカードをドローするにはどうすればよいでしょうか?


解説)
この問題は「大地系のカードを1枚」と当たりの枚数とドローできる枚数
が決まっているところがポイントですね。
考えるのは大空系のカード(外れ)の枚数です。
大空系9枚(山札は1+9枚)の時、大地系のカードをドローする確率は


  P(A1B9C1) = 1/(1+9) = 1/10 = 0.100000


になります。(10回に1回ぐらい)
これが大空系4枚(山札は1+4枚)にすると


  P(A1B4C1) = 1/(1+4) = 1/5 = 0.200000


になり、なんと確率が2倍になります。(5回に1回ぐらい)
さらに大空系0枚(山札は1+0枚)にすれば


  P(A1B0C1) = 1/(1+0) = 1/1 = 1.000000


になり、確率は大空系9枚(山札は10枚)の時の10倍、
絶対に大地系のカードをドローできます。


解答)
大空系のカードを少なくする(0枚なら確実)。


結論)
ドローしたいカードがあるときは他のカードを減らそう。
あとは運まかせ。